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自傷行為について

自傷行為とは、その名の通り自分の体を自分で傷つけてしまう行為です。手首を切るリストカットや、睡眠薬や痛み止めを大量に服用するOD(オーバードーズ)が多いと言われていますが、髪の毛を抜く、壁に頭を打ち付ける、誰かれ構わず体の関係を持つなどの行動も自傷行為の一種です。

自分の体を傷つけることで精神的な苦痛を和らげようとする行為と考えることもでき、適切なサポートが必要な心の状態を表すものです。

心の専門家に相談する目安

次のような行動が見られる場合は、受診・相談の目安になります。

  • 手首や太ももを刃物で切る
  • 睡眠薬や頭痛薬を大量に飲む
  • 髪の毛を繰り返し抜く
  • 壁に頭を打ち付ける
  • ケガをするほど壁を殴る
  • タバコの火を自分の体に押し付ける
  • ピアスの穴をいくつもあける
  • 倒れたり、嘔吐するほど運動をする
  • 誰かれ構わず体の関係を持つことを繰り返す

カウンセリングでできること

ご本人へのカウンセリングでは、自傷行為に特別に焦点を当てるのではなく、来談者の方が今話したいこと、今困っていることに耳を傾け、どうしたら心が今より少しでも楽になるのか一緒に考えていきます。「自傷行為をやめたいが、どうしたらいいかわからない」といった気持ちがわいてきた時には、そうした行為をしないでいられる状況から解決の糸口を探ったり、イライラしたり悲しくなった時の別の対処法を一緒に考えます。

また、自傷行為の改善には周囲のサポートが欠かせないと言われています。自傷行為を行っているご本人に関わるご家族やパートナー、あるいは先生へのコンサルテーション(援助者への助言や提案)を通して、カウンセラーが直接ご本人と会えなくても、日常の生活の中で身近な人が支援ができるよう、お手伝いさせていただきます。コンサルテーションでは、自傷行為に関する正しい知識をお伝えするとともに、対応に困る場面での具体的な声掛けの仕方や見守り方についても一緒に考えていきます。

いずれのケースでも、必要に応じて医療機関を紹介させていただく場合がございますので、予めご了承ください。なお、臨床心理士による心の病の「診断」は出来ません。また、自傷行為のご相談においては、守秘義務より生命の保護が優先される場合がありますので予めご了承ください。

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