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学習障害(LD)とは?

学習障害(LD)とは、全般的な知的発達に遅れはないものの、「聞く」「読む」「話す」「書く」「計算する」「推論する」といった学習に必要な基礎的な能力のひとつ、またはいくつかに遅れが見られる障害です。小学校に上がり、国語や算数を学び始めたタイミングで周囲に気づかれることが多いと言われています。脳の働き方の違いによって生じるもので、本人の努力不足や子育てが原因となるものではありません。

LDに関わらず、発達障害のある子については、早期から発達段階に応じた支援を行っていくことが大切であると言われています。診断がつくレベルではない、いわゆる「グレーゾーン」の子も同様でしょう。早期に適切な介入を行うことで、苦手さを補う術を身に着けることができたり、発達の偏りや遅れからくる二次障害(周囲に発達特性を理解してもらえないことによって、不登校や問題行動などの別の問題が出てくること)を防ぐことにもつながります。

発達に関するお悩みはひとりで考えていても限界があります。「うちの子は学習障害なのかな…」と悶々と時間を過ごすより、気になった時点でぜひ専門家を頼ってみてください。まずはお子さんの状態を正しく把握し、特別な支援が必要なのかも含め、一緒に考えていきましょう。

心の専門家に相談する目安

例えば、次のような特徴に当てはまる場合は、受診・相談の目安になります。

  • 子どもが発達障害ではないかと気になっている
  • 同年代の他の子より、できることが少ない気がする
  • 子どもの発達の現状を知りたい
  • 診断を受けることには抵抗があるけれど、子どもの発達段階を知りたい
  • 子どもの現状を知り、必要なら早めに支援を受けさせてあげたい
  • (子どもが年齢の割に)聞き取りが苦手。人の言ったことを一度で理解できない
  • (子どもが年齢の割に)たどたどしい読みしかできない。読んだ文章の意味が理解できない
  • (子どもが年齢の割に)自分の話したい内容を上手く話せない
  • (子どもが年齢の割に)文字を上手く書けない。鏡文字(反転文字)やひどく崩れた字形になる
  • (子どもが年齢の割に)算数だけ著しく苦手。数の大小や繰り上がり、九九が理解できない
  • (子どもが年齢の割に)推論が苦手。単純な推理や推測でわかることでも理解が難しい
  • 園や学校で、発達の偏りを指摘された
  • 子どもの進路選択で悩んでいる(通常級、支援級、通級など)
  • 発達検査を受けたい。発達検査の予約が取れず困っている
  • 以前発達検査を受けたが、数値しか教えてもらえなかった。詳しい結果やアドバイスを聞きたい

カウンセリングでできること

学習障害(LD)に関するご相談では、まずお子さまの詳しい現状をお伺いし、専門的な見立てをお伝えさせていただきます(発達検査も併せて受けていただくことで、より多角的で、詳細な見立てをお伝えすることができるかと思います)。その際は、保護者の方の感情や思いを大切にしながら、子どもの発達や、発達障害に関する正しい情報もお伝えすることで、お子さまの現状をありのまま受け入れられるようお手伝いします。

そして、日常生活での困り感に対してできること(その子にあった環境づくりや、学習のコツなど)をアドバイスさせていただきます。一つの方法が上手くいかなくても、さまざまなやり方を試行錯誤的に試しながら、お子さまに合う支援を探していきましょう。

保護者の方へカウンセリング(カウンセリングというより、一緒にお子さまについて考える作戦会議:コンサルテーションのような時間になります)はもちろん、お子さま本人へのカウンセリングも可能です。特に、発達の偏りにより、お友達関係や学校生活にうまくいかない感じを抱えているような場合には、発達特性への現実的な支援と並行して心のケアも重要になってきます。発達検査のみのご利用も可能なので、お気軽にお問い合わせください。

なお、臨床心理士による「発達障害」の診断はできませんので予めご了承ください。診断をご希望の方に近隣の医療機関をご紹介することは可能です。

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