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無気力について

無気力とは、文字通り何に対してもやる気が起きず、自発的な行動が困難になる状態を指します。不登校の一因となってしまうことも少なくありません。

これまでむしろ真面目なタイプだったのに突然勉強への意欲がなくなる「スチューデントアパシー」、大きな目標を達成した後や、努力したのに結果が伴わなかった時に突如やる気をなくしてしまう「燃え尽き症候群」なども、無気力に関連する状態です。

無気力は単なる怠けや甘えではなく、心や体のSOSが隠れていることも多いと言われています。一時的な疲れやストレスでも無気力に陥ることはありますが、程度がひどい場合や長く続く場合は早めに専門家にご相談ください。

心の専門家に相談する目安

次のような特徴に当てはまる場合は、相談の目安になります。

  • 何もやる気が起きない
  • 食事や入浴も億劫だ
  • 体重く、何をするにもとても疲れる
  • 勉強に取り組む気力が湧かない
  • 学校に行く気が起きない
  • 人と会ったり、会話をするのが面倒に感じる
  • 一日中何もしないで過ごしてしまう
  • 身だしなみを整えるのが面倒だ
  • 好きなことはできるが、すべきことにはどうしても気持ちが向かない
  • 突然目標に向かう気持ちがなくなってしまった

カウンセリングでできること

無気力に関するご相談では、詳しい現状をお伺いさせていただいた上で、問題の見立てを行い、適切な方法で課題解決のお手伝いさせていただきます。

ストレスや心の疲れがたまっている場合には、まずは対話を通して気持ちの整理をすることが回復への第一歩かもしれません。極端な思考がご自身を苦しめている場合には、今より楽に毎日を過ごせる新しい考え方を一緒に探す作業も役立つでしょう。環境のミスマッチや生活リズムの乱れが関連していそうな場合には、環境を整える方法を一緒に考えていきます。また、たくさんの課題を上手く処理できないことが関係していそうな場合は、発達検査を通して得意不得意を把握し、対処法を考えていくことも可能です。

なお、ひどい無気力の背景には、うつ病などの心の病気が隠れている場合が少なくないため、必要に応じて医療機関を紹介させていただく場合がございます。予めご了承ください。臨床心理士による心の病の「診断」はできません。

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