
発達の偏りの心配、発達の遅れの心配について
お子さまの発達の偏りや遅れを心配されている保護者の方は少なくありません。園や学校で、他のお子さまとの違いを感じたり、ネットに載っている“発達障害”の特徴に当てはまる気がしてしまったり…。お子さまのことを大切に思い、将来を考えるからこそのお悩みだと思います。
発達障害のある子については、早期から発達段階に応じた支援を行っていくことが大切であると言われています。診断がつくレベルではない、いわゆる「グレーゾーン」の子も同様でしょう。早期に適切な介入を行うことで、苦手さを補う術を身に着けることができたり、発達の偏りや遅れからくる二次障害(周囲に発達特性を理解してもらえないことによって、不登校や問題行動などの別の問題が出てくること)を防ぐことにもつながります。
発達に関するお悩みはひとりで考えていても限界があります。「うちの子は発達障害なのかな…」と悶々と時間を過ごすより、気になった時点でぜひ専門家を頼ってみてください。まずはお子さんの状態を正しく把握し、特別な支援が必要なのかも含め、一緒に考えていきましょう。
心の専門家に相談する目安
次のような特徴に当てはまる場合は、相談の目安になります。
- 子どもの発達が気になる
- 子どもが発達障害ではないかと気になっている
- 同年代の他の子より、できることが少ない気がする
- 子どもの発達の現状を知りたい
- 診断を受けることには抵抗があるけれど、子どもの知的レベルや発達段階を知りたい
- 子どもの現状を知り、必要なら早めに支援を受けさせてあげたい
- (子どもの)感情コントロールが難しい
- (子どもが)園や学校でいつもお友達とトラブルになってしまう
- (子どもの)コミュニケーションに違和感を抱いている
- (子どもの)言葉の発達が遅い気がする
- (子どもの)落ち着きがなく、困っている
- (子どもの)記憶力が心配。たくさんのことを一度に覚えられない
- (子どもが)学校の勉強についていけない
- (子どもの)不登校や問題行動の背景に発達の偏りがある気がしている
- 園や学校で、発達の偏りを指摘された
- 子どもの進路選択で悩んでいる(通常級、支援級、通級など)
- 発達検査を受けたい。発達検査の予約が取れず困っている
- 以前発達検査を受けたが、数値しか教えてもらえなかった。詳しい結果やアドバイスを聞きたい
カウンセリングでできること
発達の偏りや遅れのご相談では、まずお子さまの詳しい現状をお伺いし、専門的な見立てをお伝えさせていただきます(発達検査も併せて受けていただくことで、より多角的で、詳細な見立てをお伝えすることができるかと思います)。その際は、保護者の方の価値観や思いを大切にしながら、子どもの発達や、発達障害に関する正しい情報もお伝えすることで、お子さまの現状をありのまま受け入れられるようお手伝いします。
そして、日常生活での困り感に対してできること(その子にあった環境づくりや、関わりのコツなど)をアドバイスさせていただきます。一つの方法が上手く行かなくても、さまざまなやり方を試行錯誤的に試しながら、お子さまに合う支援を探していきましょう。
保護者の方へカウンセリング(カウンセリングというより、一緒にお子さまについて考える作戦会議:コンサルテーションのような時間になります)はもちろん、お子さま本人へのカウンセリングも可能です。特に、発達の偏りにより、お友達関係や学校生活にうまくいかない感じを抱えているような場合には、発達特性への現実的な支援と並行して心のケアも重要になってきます。また、お子さまへのソーシャルスキルトレーニングや親子カウンセリングなど、ご希望に応じてさまざまな形での支援が可能ですので、どのような支援があるとよいのか迷われている方は、まずは初回カウンセリングにお越しください。発達検査のみのご利用も可能です。
なお、臨床心理士による「発達障害」の診断はできませんので予めご了承ください。診断をご希望の方に、近隣の医療機関をご紹介することは可能です。
